今回はPowerPointについての説明です。
前回までExcel・Wordの説明をしてましたが、今回はPowerPoint（パワーポイント）についてです。
最近テレワークやリモート作業が多くなり、取引先やお客さんと話したり打合せする機会が多くなりました。そんな時に資料を見ながら話したほうが伝わりやすくわかりやすい。その時に使えるのがPowerPointだと思います
インターネットで調べたらExcel・Wordについての資料は沢山ありますが、PowerPointの資料は少ない傾向があります。なので今回取り扱ってみます。
ExcelはExcelの扱いWordはWordの活用方法があるといいましたが、PowerPointもPowerPointの使い方があります。
くまの会社はPowerPointも使うな。
頻度的には少ないけどお客さんに図形ありでわかりやすい資料を渡す時とかに使うかな。
PowerPoint（パワーポイント）って何？
Microsoft PowerPoint（マイクロソフトパワーポイント）は、マイクロソフトがWindows、Android、macOS及びiOS向けに販売しているプレゼンテーションソフト（※１）です。
大学やセミナーで講習の時、仕事の会議の時に説明に合わせて資料が動く画面を見たことがあるかもしれません。それがPowerPointです。
文字や写真、グラフなどが入った見栄えのするスライドを簡単に作成できます。
※１.プレゼンテーションとは
『プレゼンテーション（presentation）』の語源は『プレゼント（present）』からきていると言われています。聴き手に対して、あなたの提案をプレゼントするという意味です。
凄く簡単にいって限られた時間で必要な情報を正確に伝達し、相手を説得させる行動です
PowerPointのメリット
① 会議や講習等で画面に表示できる
最も使われる機能です。
打合せや講習をするときに資料があるとないのとでは、理解の仕方や記憶の残り方が異なります。図やアニメーションがある資料は、文章だけの場合よりも印象に残りやすくなります。
PowerPointを用いることによって文字でも読み手に伝えたい重要な内容をはっきり目立たせることもできます。
セミナー初心者でも比較的上手に講義をすることができます。
② テレワークやリモートの打合せ資料に適している
最初の説明で触れたように最近テレワークやリモートでの打合せが多くなってきました。その時に役立つのがPowerPointだと思います。
直接会って会話ができない場合、どれだけわかりやすく理解しやすい資料の提示をすることが大事だと思います。PowerPointで資料を作成してオンライン会議・リモートの打合せで発表すればとても分かりやすく見やすい資料が提示できます。
③ 資料作成が簡単
Excelでは関数を覚えなくてはいけないしWordは少し使いづらい。
その点PowerPointは目で見て作成できるので他より操作しやすく資料作成しやすく思います。
ブログを書くように（それよりも楽に）マウスで文字の配置、デザイン、レイアウトができ簡単にできます。お洒落で見やすい資料も作成しやすいと思います。
PowerPointのデメリット
① 資料作成に時間がかかる
メリットで簡単にお洒落なデザインで資料作成できると書きましたがその反面、デザインにこだわると本当に時間がかかります。こだわればこだわるほどに時間がかかります。そのため見やすく説明しやすい資料を作るはずがデザインに拘りすぎて単に時間がかかりすぎた自己満足な資料になりがちの傾向もあります。
② 設置等のトラブルが発生する恐れがある
PowerPointで発表する時、プレゼンテーションの機械に繋げたりマイクを設定したりプロジェクターに繋げたりします。そのため設置する時に繋がらなかったり音がでなかったり等のトラブルが発生する恐れがあります。
③ 対話や討論を行いづらいくなる
メリットの反面世界では、フェルミ国立加速器研究所がプレゼンテーションでPowerPointの使用を禁止したり、スイスには「アンチパワポ政党」があるなど、PowerPoint一辺倒の状況に反対する声が挙がっているのも事実です。そこでワシントン・ポストは「なぜPowerPointを禁止するべきなのか？」を説明したPowerPointのスライドを公開しています。
「スライドが簡素化され過ぎていること」、対話や討論が行いづらいことによる「学習機会の損失」などを挙げています。
どんな仕事でPowerPointを使用するの？
営業やマーケティング、提案等で使います。
システム関係でもシステムの提案で使用したり、どんなシステムを構築するかの要件定義（要件を詰める）時に使用したりします。ホームページのサイトマップをお客さんに見せるときに使用したりもします。また、クライアント先で自社製品や自社サービスの売り込みにプレゼンテーションを実施すること会社も多いです。
くまはお客さんに説明する時にPowerPointを使用するよ。
以下会社でPowerPointを使用したときの例です。
・お客さんに説明する時の提案書
・講義やセミナーで発表に使用する画面・資料
・自社製品や自社サービスの売り込み資料
・オンライン会議・打合せで相手にわかりやすい資料展開
PowerPointを知ってると就職に便利？
PowerPointについてExcel・Wordと比べて就職がとても有利になるかは、正直難しいところだと思います。もちろん、知らないよりは知っていた方が良いと考えます。
大分昔ですが私が会社に入社して１～３日目にPowerPointで自己紹介のプレゼンテーションを作成することが課題で出されました。幸いに私は専門学校にて学んでいたため問題なく対応できましたが、同期はPowerPointを知らず苦戦していた記憶があります。今の世の中でもこのような会社があると聞いています。
就職の面談等で聞かれるかは会社によって異なると思いますし、ExcelやWord程重要視はされないかもしれません。ただ、今後お客さんと接する時が出てきたら必要になる可能性もありますので覚えておいたほうが良いと考えます。
PowerPointについては悩ましいよね。会社によって異なるってことは覚えておいたほうがいいのかも